初心者向け!観劇ってどうすればいいの?〜マナー編〜

初めて演劇を観に行く!
久しぶりの観劇なので、ちょっと不安・・・

そんな時に気になる、観劇時のマナーを、観劇オタクのEncore!編集部ライターFがご紹介していきます。

▼持ち物編・服装編はこちら

観劇マナーって難しい・・・?

観劇時のマナー違反について、SNSなどで時々話題になりますね。
「悪気は無いのに、知らなくてマナー違反をしてしまった」ということが、ほとんどの原因だと思われます。

しかし、一度知れば特別な難しいことは何もありません。大切なことは5つだけです!

1.時間に余裕を持って

2.背中を座席にぴったり付けて

3静かに観る

4録音・撮影禁止

5劇場アナウンスをよく聴く

1時間に余裕を持って

上演が始まってから、遅れて客席に入ってくると・・・
周囲の席の人は視界が遮られますし、気が散って作品に集中出来なくなってしまいます。

ギリギリでいつも生きていたいわけではないのにギリギリになってしまう、というのはライターFも心当たりがありますが・・・。
できる限り時間に余裕を持って劇場に向かい、なるべく早めに着席できるようにしましょう!

2背中を座席にぴったり付けて

これは観劇特有のルールかもしれません。
背中を座席につけずに前のめりになると、後ろの座席の人はステージ手前が見えなくなってしまうのです・・・。

博多座さんの動画がとても分かりやすいので、是非ご覧になってみてください。

知らないとついついやってしまいそうですが、背中にバッグや上着など荷物を置くのもNGです。
荷物は足元か、膝の上にのせましょう。(劇場によっては、荷物を預けられるクロークサービスやコインロッカーを利用できます。)

また、着物を着る場合は「お太鼓結び」という、背中に厚みの出ない帯の結び方が推奨されています。

同様に、周囲の視界を妨げてしまうため、席に着いたら帽子は忘れずに脱ぎましょう
頭の高い位置のヘアアクセサリーなども、後ろの席の人にとっては意外と死活問題に・・・

▼服装編で詳しく紹介しています。

3静かに観る

ご友人と隣の席に座っていても、開演したら一言も喋ってはいけません
脚を組んだりして前の座席を(意図せず)蹴ってしまうのもNGです。

家でテレビを観ているのとは違い、演劇は目の前で行われる生のエンターテインメントです。
作品の世界を壊してしまうような声、音は厳禁
スマホも電源を切るか、機内モードに設定しておきましょう。

ただし、笑える場面で笑い声を上げるのは大歓迎です!

4録音・撮影禁止

演者さんが登場する開演前であっても、基本的に録音・撮影は全て禁止されています。

チケットやアクスタ、ぬいぐるみと一緒に記念写真を残したいところですが、客席に入る前に、劇場外やロビーで済ませましょう。
そして、上演中にアクスタやぬいぐるみを出したまま観劇するのはマナー違反になってしまいます。
作品の世界観を大切にし、紛失を防ぐためにもバッグやポーチにしまっておきましょう。

5劇場アナウンスをよく聴く

基本的なルールは以上の4点ですが、劇場や作品によって、特別なルールが設けられている場合もあります。
(例:演者さん宛の手紙の受付有無、グッズの販売時間、感染症対策ルール 等)

劇場アナウンスをよく聴き、出来れば公演の公式サイトを事前にチェックしておくと安心です。

観劇時のマナーのポイントは以上の通りです。

少し特殊なルールもありますが、一度知ってしまえばシンプルで簡単ですよね。
マナーに配慮することで、一人ひとりが作品に集中できるようになります。

あなたの観劇体験が、どうぞ素晴らしいものになりますように!

▼以下の記事では、観劇時の持ち物と服装をご紹介しています。

(文/Encore!編集部ライターF)

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