松本潤、長澤まさみ、永山瑛太が、野田秀樹率いるNODA・MAPの新作『正三角関係』に出演することが発表された。
2024年7月11日（木）より東京・東京芸術劇場プレイハウス、9月5日（木）より福岡・J:COM北九州芸術劇場 大ホール、9月19日（木）より大阪・SkyシアターMBS、さらに10月31日（木）よりロンドン・Sadler’s Wells Theatreにて上演される。
19世紀ロシア文学を代表するドストエフスキーの最高傑作『カラマーゾフの兄弟』をベースに、「日本のとある場所のとある時代の花火師の家族」の物語を描く。そこで「唐松族の兄弟」を演じるのが、松本・長澤・永山の3人だ。
松本が長男の花火師を、永山が次男の物理学者を、長澤が三男の聖職者を演じ、この三兄弟の父親を竹中直人が演じる。観客のの観劇当日の新鮮さのために、NODA・MAPの新作公演は幕が開くまで物語の全貌が明かされないことになっており、『松本は心が荒廃した花火師、長澤は性格的にも真反対の“男役”と“女役”の二役を演じ分け、永山は神をも恐れぬ不敵なインテリと、3人いずれも新鮮な役どころである』という断片的なインフォメーションが明かされている。
松本は野田と20年前に出会ってから数多くのワークショップに参加しており、今回が満を持してのNODA・MAP初登場となる。そして、『THE BEE』（2021年）で暴力に屈していくさまを儚くも美しく演じ観客を魅了した長澤まさみ。さらに、『MIWA』（2013年）、『逆鱗』（2016年）で鮮烈なインパクトを残した永山瑛太。人気・実力ともにもはや説明不要の3人だが、野田本人も「この作品のために生まれてきた3人」と賞する豪華キャストの座組となった。
共演には、村岡希美、池谷のぶえ、小松和重といういずれも近年のNODA・MAP作品で圧倒的な存在感を放ってきた役者が勢揃いし、毎回何役を演じるのか注目が集まる野田秀樹も出演する。さらにNODA・MAPを語る上で欠かせない変幻自在な17名の精鋭アンサンブルキャストが合流し、総勢25名のキャストがめくるめく野田ワールドを展開する。
また、本作はロンドンの約300年の歴史を持つ名門劇場・Sadler’s Wells Theatreでの上演も決定しており、英語タイトルは『Love in Action』。盤石のキャスト・スタッフで挑むNODA・MAPの挑戦的な作品となる。
公演情報
NODA・MAP第27回公演『正三角関係』
企画・製作：NODA・MAP
美術：堀尾幸男
照明：服部基•北澤
衣裳：ひびのこづえ
音楽：原摩利彦
音響：藤本純子
振付：井手茂太
ヘアメイク：赤松絵利
映像：上田大樹
舞台監督：瀬﨑将孝
プロデューサー：鈴木弘之
出演：松本潤 長澤まさみ 永山瑛太
村岡希美 池谷のぶえ 小松和重
野田秀樹 竹中直人
秋山遊楽 石川詩織 兼光ほのか 菊沢将憲 久保田武人 後東ようこ 近藤彩香 白倉裕二 代田正彦 八条院蔵人 引間文佳 間瀬奈都美 的場祐太 水口早香 森田真和 吉田朋弘 李そじん
【東京公演】
日程：2024年7月11日（木）〜8月25日（日）
会場：東京芸術劇場プレイハウス
※6/23（日）チケット一般発売
S席12,000円 A席8,500円 サイドシート5,700円*（全席指定・税込）
*25歳以下の方は、サイドシートを3,000円でご購入いただけます。
主催：NODA・MAP
共催：東京芸術劇場（公益財団法人東京都歴史文化財団）
【北九州公演】
日程：2024年9月5日（木）〜9月11日（水）
会場：J:COM北九州芸術劇場 大ホール
※6/23（日）チケット一般発売
S席12,000円 A席8,500円 サイドシート5,700円*（全席指定・税込）
*25歳以下の方は、サイドシートを3,000円でご購入いただけます。
主催：(公財)北九州市芸術文化振興財団
【大阪公演】
日程：2024年9月19日（木）〜10月10日（木）
会場：SkyシアターMBS
※9/1（日）チケット一般発売
S席12,000円 A席8,500円 サイドシート5,700円*（全席指定・税込）
*25歳以下の方は、サイドシートを3,000円でご購入いただけます。
主催：NODA・MAP
後援：FM802／FM COCOLO
運営協力：キョードー大阪
※全公演当日券あり
※高校生割引あり 1,000円（全席指定・税込／事前申込制／要学生証）
【ロンドン公演】
日程：2024年10月31日（木）〜11月2日（土）
会場：Sadler’s Wells Theatre
※日本国内でのチケット取り扱い無し