2024年8月19日（月）から9月8日（日）まで東京・東京国際フォーラムホールC、9月13日（金）から9月17日（火）まで大阪・オリックス劇場にてミュージカル『キャッチ・ミー・ イフ・ユー・キャン』が再演されることが発表された。主演は2022年の初演に引き続き、Snow Manの岩本照が務める。
本作は、1980年に出版されたフランク・W・アバグネイル・Jr著の自伝小説『世界をだました男』をもとに製作された映画のミュージカル版。映画はスティーヴン・スピルバーグが監督し、主役の天才詐欺師をレオナルド・ディカプリオが演じ、彼を追うFBI捜査官をトム・ハンクスが演じるというハリウッドが誇る二大名優の競演が話題となった大ヒット作だ。ミュージカルは2009年7月にシアトルにて初演、2011年にブロードウェイに進出し、同年のトニー賞ではノーバート・レオ・バッツが主演男優賞を受賞しミュージカル作品賞をはじめ計3部門にノミネーされるなど、高い評価を得ている。
日本では2022年夏に演出・上田一豪、主演・岩本照で上演され、上田氏が描く華やかできらびやかながらも切なさの残る世界観と、キャストが紡ぐスタイリッシュなダンスと心に残る歌唱で大好評を博した。
主役の若くハンサムな天才詐欺師フランク・ジュニア役を演じる岩本照は、Snow Manのリーダーとしてグループを牽引し、歌・ダンスの確かな実力はもちろん、近年ドラマや映画でも活躍が目覚ましい。また、天才詐欺師を追うFBI捜査官ハンラティ役・吉田栄作も初演に続き続投。日本のドラマ・映画界には欠かせない存在であり、昨年俳優デビュー35周年を迎えますます円熟味を増している。
初演を経て絆の深まった岩本・吉田に加え、ヒロインのブレンダ役には新たに元宝塚歌劇団花組トップ娘役・仙名彩世を迎える。『ミス・サイゴン』（2022）や『のだめカンタービレ』（2023）など数々の話題作に出演する歌・ダンス・演技の三拍子揃った実力で、本作にも華やかな魅力を添える。また、初演に続き岸祐二、春野寿美礼、生田智子、阿部裕らミュー ジカル界の実力者も再び顔を揃えた。
岩本照 コメント
またあの素敵な世界へ挑戦させていただけること、本当に嬉しく思います。
ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のサウンドトラックを今でも聴くぐらい、好きな楽曲たちで溢れていて、嘘のような本当の話を沢山の皆様に“嘘なく”届けさせていただきたいと思ってます。
あらすじ
1968年のニューヨーク州ブロンクスヴィル。16歳のフランク·ジュニア（岩本照）は父のフランク·シニア（岸祐二）、母のポーラ（春野寿美礼）と三人で仲良く暮らしていたが、幸せな生活は父の事業失敗により破綻し、家庭は崩壊。一人マンハッタンへと渡った失意のフランクは、身分証と小切手偽造を思いつく。さらに、街でスチュワーデス達と出会ったことをきっかけに、なりすましも計画。フランクは偽パイロットとして、偽造小切手片手に世界中を旅する生活を始めることに。
世界的な小切手偽造犯の捜査に、ついにFBIの捜査官ハンラティ（吉田栄作）が乗り出す。追われるフランクと追うハンラティの間には、いつしか奇妙な友情が芽生え始める。捜査を辛くも逃れながらパイロットから医者へと姿を変えたフランクは、看護師ブレンダ（仙名彩世）と恋に落ちる。ブレンダの父ロジャー（阿部裕）や母キャロル（生田智子）のような温かい家庭を築こうと結婚を誓った矢先、ハンラティの捜査の手が再びフランクに迫る…。
公演情報
『キャッチ・ミー・ イフ・ユー・キャン』
脚本：テレンス・マクナリー
作曲：マーク・シャイマン
作詞：マーク・シャイマン、スコット・ウィットマン
演出・翻訳・訳詞：上田一豪
出演：岩本照
仙名彩世 岸祐二 生田智子 阿部裕 春野寿美礼 吉田栄作
鎌田誠樹 伊藤広祥 中谷優心 可知寛子 清水彩花
榎本成志 尾関晃輔 輝生かなで 菊地まさはる 鈴木満梨奈 田中真由 中嶋紗希 元榮菜摘 山田美貴
横山達夫 りんたろう
【東京公演】
日程：2024年8月19日（月）～9月8日（日）
会場：東京国際フォーラムホールC
全27回公演
主催：フジテレビジョン、キョードー東京
お問合せ：キョードー東京 0570-550-799 （平日：11時～18時 土日祝：10時～18時）
【大阪公演】
日程：2024年9月13日（金）～9月17日（火）
会場：オリックス劇場
全8回公演
主催：関西テレビ放送、キョードー大阪
お問合せ：キョードーインフォメーション0570-200-888（月〜土：11時〜18時、日祝は休み）
※S席14,000円 A席10,500円 B席8,000円（全席指定・税込） 未就学児入場不可
※チケット一般発売日：2024年7月上旬